夢のなかで百度は死んだだろう。
交通事故に遭うこともあれば、片手がもげて失血死することありました。
夢のなかでも不思議と走馬灯のようなものがあって、何度も人生の一部を見てきました。

そして、心臓がとまる瞬間を感じて目が醒めるんです。

 

ドクン。
痛みが全身に響いて沁みていくような心臓の鼓動。

それで夢だったんだと気づく。
また耐えるだけの時間にもどってきたんだ…。

 

数日前、思い立って奥多摩に行ってきました。

どこに目をやっても生命力にあふれ、すみっこの方にもまぶしいほどの芽吹き。

豊かな空間のなかで、ひとりポツンととりのこされているような気持ち。
大好きな場所に行くことが出来た喜びと一緒に小さな寂しさを感じながら、
自然の無邪気さに励まされてきました。

寒山寺の鐘の音。
幼い頃から親しみのある音が自分にも静かに響きました。

自分はなんのために生かされているんだろう。

 

 

季節は穀雨、第16候、葦始生(あしはじめてしょうず)です。

自然に優しくほほえみかけるような春の雨。
奥多摩はやっぱりいいなぁ。

 

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