明日30日、72候の最後の季節が始まります。
昨日の東京は桜の咲くころの陽気で、吐く息も白くなりませんでした。

 

昨日はね、起きてすぐにキッチンに立ちました。
家にある食材をズラリと並べて何をつくろうかを考えていた寝起きのひととき。

スペアリブと大根。シンプルな和風の煮物にしよう。
そう思って作る始めると、窓から暖かい風がはいってきました。
そうか、今日はあったかいんだった。

でもどこかウキウキする気持ちはきっとこれだ。
今日は一緒に食べてくれる人がいる。

鍋に火をいれたあたりから季節の風味をいれたくなって、
身近に育っている葉っぱたちの香りや味を
頭のなかで想像しながら、合いそうなものをポイポイ鍋に放り込んでいました。

俺がしたいのはこういう料理。この気持ちが未来の夢の味になっていく。

山の中で作る料理
いつか作るカフェで出す料理
家族と一緒に作る料理

頭の中で色褪せていたものにあったかい色が入って香りがたって、湯気が見えてくる。
昨日は、自分が好きな料理の時間をすごせた。
楽しかったな~嬉しかったな。慶びでいっぱいだった。

 

最近は1日1食食べれない日もあるから、必要な栄養素を効率よくバランスを考えて摂れるようにと、そればっかりを考えてたからなぁ。
痛みと身体をコントロールするだけが食事じゃないもんね。
わかってはいるんだけど、なかなか難しいよね。

感じたままに何かするって楽しいなぁ。
自分で何か出来るって喜びだ。
あらためて感じることができました。

秋から頑張ってきた疲れがようやく出始めて、痛みの質が分厚くなってきました。
ズシリと重い臓器達の痛みと、全身の感覚の鋭利感。しんどさは増す一方です。

でもこの痛みは当然来ると分かっていたものだし、
得てきた喜びや自信に比べたら、十二分に我慢に値するから納得して構えています。

今年は穏やかに過ごしたい。
真摯に人生と向き合ってみたい。
10代や20歳になりたての頃に抱いていた人生設計はもう通用しない。
新しい設計図を書いていかなきゃね。

天職と感じた鍼灸の世界との関わり方も、もっと真剣に考えていこう。
心の芯になる部分のさらにその中心をしっかり固めるために。

人としても、治療家としても、なんだとしても、俺はまだ未熟。
ひよっこぴーぴーだ。

自分を突き動かすエネルギーをどう形にしていくのか。
周囲にある万物すべてのものから感じとり吸収する力を磨いていかないとだね。

いまいちどスポンジにならねばいかん。

 

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